2025年1〜2月に読んだ本

・武部 聡志著「ユーミンの歌声はなぜ心を揺さぶるのか 語り継ぎたい最高の歌い手たち」(集英社新書)
book2025.01
武部聡志さんはよくテレビに出演してピアノで伴奏をしているところを見かける。音楽プロデューサーでもある。実は彼は私の職場とも関係が深い。さまざまな歌手を取り上げてなぜその歌手の歌声が心に響くのか、一人一人取り上げて語っている。年末に読み始めすぐに読了。

・ヤマザキマリ・ラテン語さん著「日ソ戦争」(SBクリエイティブ)
book2025.03
ヤマザキマリとラテン語研究者の対談。非常に面白く読ませてもらった。ラテン語は奥深い。

・高橋 秀実著「ことばの番人」(集英社インターナショナル)
book2024.42
高橋秀実(ひでおみ)は「おすもうさん」「『弱くても勝てます』 開成高校野球部のセオリー」などを読んだことがあるが、まさか昨年秋に突然亡くなってしまうとは・・驚きだった。胃ガンだったらしい。ほぼ同世代のノンフィクションライターだっただけに、悔やまれる。この本は遺作になるが、校正作業がどれだけ大変な作業であるか、少しだけわかったような気がした。

・ビル・ミルコウスキー著 山口三平訳「マイケル・ブレッカー伝 テナーの巨人の音楽と人生」(DU BOOKS)
book2024.41
マイケル・ブレッカーはジャズ・テナーサックス奏者で、天才的な才能を持っていた。ラッキーなことに、若いころ1回だけブレッカーブラザーズ(兄はトランペッターのランディ)のライブを五反田ゆうぽうとに見に行ったことがある。ライブアルバムに収録された95年の公演だったのか、別の年だったのかはよく覚えてない。とにかく、マイケル・ブレッカーがアコースティックなテナーサックスと当時斬新だったウインドシンセを持ち替えて実験的な音を出していたのだけはよく覚えている。
そのマイケル・ブレッカーの評伝である。実はまだ読み終わっていなくて、4割方読み進めたところ。


・武田 砂鉄著「テレビ磁石」(光文社)
book2025.05
この本もまだ4分の1くらいしか読み進めていない。武田砂鉄のあのねちっこくて斜に構えた文章でテレビに登場する有名人を切りまくるエッセイ集。

・原 哲夫著「花の慶次」(コアミックス)
book2025.04
18巻、読了しました!隆慶一郎原作の「一夢庵風流記」とはまた違った味がある。原作では琉球までの旅はなく、朝鮮半島へ慶次は向かう。

・信濃川 日出雄著「山と食欲と私 19」(新潮社バンチコミックス)
book2025.02
もう19巻まで到達した・・

・ヤマザキマリ著「続テルマエ・ロマエ 2」(集英社ジャンプコミックス)
book2025.06
前作の「テルマエ・ロマエ」と中身は大して変わらないのだが、浴場技師、ルシウスの荒唐無稽な活躍が面白い。