2025南東北3県ツーリング(前編)
2025/08/10 Sun Filed in: バイクツーリング
このエントリーに関する動画はのちほどアップします。
はじめに
週明け月曜日の8月4日、あまり暑くならないうちに自宅を出て、栃木県北部の別宅を目指す。バイク仲間の吐月工房氏(ヤマハSR)と別宅で落ち合って、翌日5日から南東北3県(福島・山形・宮城)をレトロバイク2台でツーリングだ。
各日程の走行予定は以下の通り

筑波山の北側を進む
遥か遠い場所までのツーリングだが、走って面白くない高速道路は使わない。
栃木県北部にも、勝手知ったる県道をひたすら走って半日かけて行く。
埼玉県の江戸川沿い道路を北上して江戸川・利根川を渡り、茨城県境町へ。さらに下妻市を目指して県道と国道125号を走り繋ぎ、国道294号は使わずに筑波山の麓から桜川市、栃木県益子町へ。いつものルートだ。繰り返し走っているルートで音声ナビは不要だが、イヤホンマイクが正常に働かなくなり、どこかの電器店で買い求めることになった。那須烏山のヤマダデンキに飛び込んで購入。しかしこのイヤホンもツーリング中にマイクが機能しなくなった。雨中の走行が原因だろうか?

益子町の県道沿い ヒマワリが見事で撮影した
茂木町で遊ぶ
さらに農道のグリーンコリドールを使って茂木町。茂木町では隧道のある舗装林道と狭隘県道があるのでそれを走って那須烏山市。あとは片側1車線のよくある地方国道と化した国道294号を北上して、県道52号を走って大田原市佐久山へ。別宅にたどり着いたのは15時過ぎだった。途中で遊んだので走行距離はほぼ200km。暑さ対策で保冷水筒に冷水を入れて、信号待ちでもタンクバッグから取り出して飲めるようにしていたが、とにかく暑い。

ヤマダデンキ那須烏山店の壁面ミラーで自撮り
夕方、吐月工房氏も到着して、近くのスーパーで夕食を購入して食す。 寝る際にもエアコンはかけたままでないと寝られなかった。
・8月5日(別宅〜福島県福島市〜山形県天童市)

予定ルートマップ①
朝8時過ぎに別宅を出発。朝から暑い。昨日も冷水を入れてきた水筒をタンクバッグに仕込んだし、濡れた化繊タオルを首に巻いて気化熱で首を冷やしている。高い電子機器で涼しさを確保するより安上がりだし、水さえあればまた冷やすことができる。

朝のコンビニで水分を購入
県道67号線は最高!
国道4号で西郷村へ入ってすぐに左折して天栄村の細道を通りつつ、須賀川市梅田から猪苗代湖の湖南に向かう県道67号で諏訪峠へ向かう。地図上で見ても狭隘峠道。一番好きな道の部類に入る道だが、走ってみたら想像通りだった。すれ違いが難しい幅の舗装路で峠を越えて、かなり下って湖南にでた。館浜湖水浴場の前で休憩。10時台半ば。
東側の湖畔道路を通って、国道49号に出て、道の駅猪苗代湖のあるT字路を右折して裏磐梯方面に向かう。磐梯山の中腹以上は見えず、雨雲に覆われている。まだレインウェアを着るほどではないがパラパラと雨が降り始めてきた。

湖南の館浜湖水浴場から猪苗代湖の北を見る(磐梯山見えない)
吾妻スカイラインで風雨の洗礼を受ける
そのままレインウェアを着ずに国道115号を走り、吾妻スカイライン(福島県道70号)へ。閉鎖された箕輪スキー場が哀れな姿をさらけ出していた。
スカイライン入口まで来たらガスが濃く、この先確実に雨になりそうだ。風も強い。厳しいコンディションではあるが、レインウェアを着て走ることにする。雨が降るか降らないかの判断(降る量まではわからない)は登山を長年やってきたから得られた嗅覚だと思う。
私は革パンツ(クシタニ製explorerジーンズ)で、防水性も高いので、上半身だけレインウェアを着て走る。標高が高いところだけのガスだろうという、甘い判断を下していた。
浄土平まで来ると樹木が少なくなるので、より強い風雨に晒される。結局、浄土平では料金払って駐車するつもりも湧かず、そのまま有毒ガスが出ている地帯に入った。硫黄の臭いが強い。有毒ガスで樹木がないということは風雨もより厳しくなることと同じで、左カーブを立ちあがろうとすると風に煽られて狙ったライン通りに走れない。スピードを抑えつつ、風に負けないように慎重に走るしかない。
高湯温泉まで下って来て、ようやく雨も止み、少し休憩できる場所も見つけた。すかさず停車してレインウェアを脱いで、濡れた一部分セーム革で拭き、多少風が抜ける衣類になって下っていく。
スカイラインが終わる頃、住宅街の中に蕎麦屋を発見、そこで昼食とした。真夏の蕎麦は美味しくないといわれるが、ここの蕎麦は腰がしっかりしていて美味しいものだった。

美味しかった蕎麦
農免道路で国道13号に向かい、米沢方面へ。しかし米沢方面に向かってトンネルを越え下って行くと再び強い雨。チェーンを巻くための待避所に入って慌ててレインウェアを着た。米沢の予報は午後0mm/hだったのだが、予報と現実が噛み合わなくなってきた。長い2本のトンネルの間に、栗子国際スキー場跡があった。営業できなくなって数年経っているらしいが、ここでも哀れなスキー場の末路がさらけ出されていた。
雨につきまとわれる
その後、断続的に雨が降ったので、どこに行っても雨がつきまとってくる。
国道287号に乗り換えて北上していくが、長井市の道の駅(川のみなと長井)に退避して、喫茶店で温かい飲み物を飲んで少しホッとした。

長井の道の駅で温かい飲み物をいただく
あとは音声ナビ頼みで天童に向かう。国道287号は最上川に絡んで走ることができ、雨で水量が多かったとは思うが東北の大河の風格があった。写真に収める余裕がなかったのが残念。
もう朝日町あたりからガソリンが減少しリザーブタンクを使い始めたので、燃料警告灯が点いてからも100kmほどは走れるが、最後にやや焦って古い集落のある県道沿いのガソリンスタンドで給油した。現金払いしかできそうになく、セルフでもないのだが、レギュラーガソリンリッター185円という破格の高さ。店頭に電光掲示板もないGSだったのだ。給油後領収書も渡されなかったし、端数6円ほど上乗せされた。完全に失敗した。
ホテルのそばに、そのスタンドより20円近くも安くセルフ給油ができるスタンドを夕方見つけてしまい、地団駄踏んだが後の祭り。山形県の天童あたりは内陸だからガソリン価格が高くなるのは理解できるが、ハイオクより高い185円で商売が成り立つというところがすごい。
結局、13号バイパス沿いに泊まるホテルを見つけた。不案内な土地でバイクを停めてスマホの画面を確認するのも面倒なので、どのあたりまで行けば目的地があるのか、雨の中のバイク走行ではわからない。かといってハンドルにモニターを付けるような無粋なことはしたくない。
ホテルでは濡れ鼠の私を見て憐れだと思ったのか、エントランスの車寄せの屋根の下に駐車することが許された。ありがたい。
すでに夕方なので、軽く汗を流してからバイパス沿いを歩いてイタリアンレストランへ。少々高目だったが、満足の行く夕食になった。
はじめに
週明け月曜日の8月4日、あまり暑くならないうちに自宅を出て、栃木県北部の別宅を目指す。バイク仲間の吐月工房氏(ヤマハSR)と別宅で落ち合って、翌日5日から南東北3県(福島・山形・宮城)をレトロバイク2台でツーリングだ。
各日程の走行予定は以下の通り
- ・8月4日 それぞれのルートで栃木県北部の別宅へ集合(走行距離約200km)
- ・8月5日 別宅〜福島県西郷村・天栄村を経て諏訪峠を登り、猪苗代湖東畔を北上、猪苗代町から吾妻スカイラインで福島市へ。国道13号で米沢市、国道287号で川西町・長井市・朝日町・寒河江市・天童市(走行距離284km)
- ・8月6日 天童市から国道13号バイパスで尾花沢市、国道347号で加美町・大崎市、県道で登米市、国道45号で南三陸町・石巻市・女川町・牡鹿半島経由で石巻市街(走行距離270km)
- ・8月7日 石巻市から県道と国道で宮戸島、松島から塩竈市、仙台港、県道10号で南下、福島県新地町で県道38号から国道6号南下、富岡駅、富岡町から内陸の阿武隈山地を越えて川内村・小野町・平田村・石川町・棚倉町、栃木県大田原市〜別宅(走行距離303km)
- ・8月8日 別宅から各自自宅へ(走行距離197km)
- ・走行距離総計1262km

筑波山の北側を進む
遥か遠い場所までのツーリングだが、走って面白くない高速道路は使わない。
栃木県北部にも、勝手知ったる県道をひたすら走って半日かけて行く。
埼玉県の江戸川沿い道路を北上して江戸川・利根川を渡り、茨城県境町へ。さらに下妻市を目指して県道と国道125号を走り繋ぎ、国道294号は使わずに筑波山の麓から桜川市、栃木県益子町へ。いつものルートだ。繰り返し走っているルートで音声ナビは不要だが、イヤホンマイクが正常に働かなくなり、どこかの電器店で買い求めることになった。那須烏山のヤマダデンキに飛び込んで購入。しかしこのイヤホンもツーリング中にマイクが機能しなくなった。雨中の走行が原因だろうか?

益子町の県道沿い ヒマワリが見事で撮影した
茂木町で遊ぶ
さらに農道のグリーンコリドールを使って茂木町。茂木町では隧道のある舗装林道と狭隘県道があるのでそれを走って那須烏山市。あとは片側1車線のよくある地方国道と化した国道294号を北上して、県道52号を走って大田原市佐久山へ。別宅にたどり着いたのは15時過ぎだった。途中で遊んだので走行距離はほぼ200km。暑さ対策で保冷水筒に冷水を入れて、信号待ちでもタンクバッグから取り出して飲めるようにしていたが、とにかく暑い。

ヤマダデンキ那須烏山店の壁面ミラーで自撮り
夕方、吐月工房氏も到着して、近くのスーパーで夕食を購入して食す。 寝る際にもエアコンはかけたままでないと寝られなかった。
・8月5日(別宅〜福島県福島市〜山形県天童市)

予定ルートマップ①
朝8時過ぎに別宅を出発。朝から暑い。昨日も冷水を入れてきた水筒をタンクバッグに仕込んだし、濡れた化繊タオルを首に巻いて気化熱で首を冷やしている。高い電子機器で涼しさを確保するより安上がりだし、水さえあればまた冷やすことができる。

朝のコンビニで水分を購入
県道67号線は最高!
国道4号で西郷村へ入ってすぐに左折して天栄村の細道を通りつつ、須賀川市梅田から猪苗代湖の湖南に向かう県道67号で諏訪峠へ向かう。地図上で見ても狭隘峠道。一番好きな道の部類に入る道だが、走ってみたら想像通りだった。すれ違いが難しい幅の舗装路で峠を越えて、かなり下って湖南にでた。館浜湖水浴場の前で休憩。10時台半ば。
東側の湖畔道路を通って、国道49号に出て、道の駅猪苗代湖のあるT字路を右折して裏磐梯方面に向かう。磐梯山の中腹以上は見えず、雨雲に覆われている。まだレインウェアを着るほどではないがパラパラと雨が降り始めてきた。

湖南の館浜湖水浴場から猪苗代湖の北を見る(磐梯山見えない)
吾妻スカイラインで風雨の洗礼を受ける
そのままレインウェアを着ずに国道115号を走り、吾妻スカイライン(福島県道70号)へ。閉鎖された箕輪スキー場が哀れな姿をさらけ出していた。
スカイライン入口まで来たらガスが濃く、この先確実に雨になりそうだ。風も強い。厳しいコンディションではあるが、レインウェアを着て走ることにする。雨が降るか降らないかの判断(降る量まではわからない)は登山を長年やってきたから得られた嗅覚だと思う。
私は革パンツ(クシタニ製explorerジーンズ)で、防水性も高いので、上半身だけレインウェアを着て走る。標高が高いところだけのガスだろうという、甘い判断を下していた。
浄土平まで来ると樹木が少なくなるので、より強い風雨に晒される。結局、浄土平では料金払って駐車するつもりも湧かず、そのまま有毒ガスが出ている地帯に入った。硫黄の臭いが強い。有毒ガスで樹木がないということは風雨もより厳しくなることと同じで、左カーブを立ちあがろうとすると風に煽られて狙ったライン通りに走れない。スピードを抑えつつ、風に負けないように慎重に走るしかない。
高湯温泉まで下って来て、ようやく雨も止み、少し休憩できる場所も見つけた。すかさず停車してレインウェアを脱いで、濡れた一部分セーム革で拭き、多少風が抜ける衣類になって下っていく。
スカイラインが終わる頃、住宅街の中に蕎麦屋を発見、そこで昼食とした。真夏の蕎麦は美味しくないといわれるが、ここの蕎麦は腰がしっかりしていて美味しいものだった。

美味しかった蕎麦
農免道路で国道13号に向かい、米沢方面へ。しかし米沢方面に向かってトンネルを越え下って行くと再び強い雨。チェーンを巻くための待避所に入って慌ててレインウェアを着た。米沢の予報は午後0mm/hだったのだが、予報と現実が噛み合わなくなってきた。長い2本のトンネルの間に、栗子国際スキー場跡があった。営業できなくなって数年経っているらしいが、ここでも哀れなスキー場の末路がさらけ出されていた。
雨につきまとわれる
その後、断続的に雨が降ったので、どこに行っても雨がつきまとってくる。
国道287号に乗り換えて北上していくが、長井市の道の駅(川のみなと長井)に退避して、喫茶店で温かい飲み物を飲んで少しホッとした。

長井の道の駅で温かい飲み物をいただく
あとは音声ナビ頼みで天童に向かう。国道287号は最上川に絡んで走ることができ、雨で水量が多かったとは思うが東北の大河の風格があった。写真に収める余裕がなかったのが残念。
もう朝日町あたりからガソリンが減少しリザーブタンクを使い始めたので、燃料警告灯が点いてからも100kmほどは走れるが、最後にやや焦って古い集落のある県道沿いのガソリンスタンドで給油した。現金払いしかできそうになく、セルフでもないのだが、レギュラーガソリンリッター185円という破格の高さ。店頭に電光掲示板もないGSだったのだ。給油後領収書も渡されなかったし、端数6円ほど上乗せされた。完全に失敗した。
ホテルのそばに、そのスタンドより20円近くも安くセルフ給油ができるスタンドを夕方見つけてしまい、地団駄踏んだが後の祭り。山形県の天童あたりは内陸だからガソリン価格が高くなるのは理解できるが、ハイオクより高い185円で商売が成り立つというところがすごい。
結局、13号バイパス沿いに泊まるホテルを見つけた。不案内な土地でバイクを停めてスマホの画面を確認するのも面倒なので、どのあたりまで行けば目的地があるのか、雨の中のバイク走行ではわからない。かといってハンドルにモニターを付けるような無粋なことはしたくない。
ホテルでは濡れ鼠の私を見て憐れだと思ったのか、エントランスの車寄せの屋根の下に駐車することが許された。ありがたい。
すでに夕方なので、軽く汗を流してからバイパス沿いを歩いてイタリアンレストランへ。少々高目だったが、満足の行く夕食になった。