人生初サマースキー

テレマークのカテゴリーに入れるのも憚られるが、丸沼高原でサマースキーを初体験してきた。



どういう経緯でそこまで行ったかというと、21日に実家で法事があって早朝に東京を出て長野県の実家に戻った。3時間ほどで法事が済んだが、そこから群馬県に移動した。高速代をケチって岡谷から佐久平へ抜け、一部高速を使って松井田妙義からなるべく直線的に下道を使って沼田へ出た。西毛広域幹線道路ってのがメインルートだ。

沼田のビジネスホテルで21日夜は一泊し、22日は朝から丸沼高原へ向かった。スキー少年団の引率お手伝いである。同僚と合流して、私はプロテクターとヘルメットに身を包み、レンタルスキーを借りてゲレンデに出た。

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レンタルスキーを借りて履いた・・ナマクラだった

さっそく滑ってみたが、雪の上のスキーとは全く別物でうまくいかない。プラスチックのマットの上を滑るのだが、プラスチックの毛足の長さによって抵抗力が強かったりまったくエッジが引っかからなかったりで非常に脚力を要する。すぐに気後れしてしまって合計10本くらいしかリフトに乗らなかった。
あんまり面白いものではない。なぜなら乗れるリフトは1本に限定されていて、友人とアドバイスしあって滑るならまだしも、黙々と1人で滑るにはよほどの向上心がないと難しい。レンタルスキーのエッジのナマクラさも持続力を削ぐ。少年団のようにイントラのレッスンを受けながら滑るなら上達も早くてアドバイスも受けられるだろう。最初は翌日も午前中だけ滑る気満々だったが、しだいに意欲減退して翌日は滑らないことにしてしまった。

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夏の空



23日は午前中レストハウスの中で読書してすごし、午後から帰路についた。丸沼高原からだと日光経由の方が近いらしいので金精トンネルを抜けて湯ノ湖から戦場ケ原へ。バイクのマスツーリングの一団が数台の観光バスと絡んで対向車線を走ってくるのに遭遇した。すると緩い右カーブの先でこちら側の車線にはみ出て強引な追い越しをかけてきたバカライダーが1台。慌ててブレーキ踏んでクラクションを鳴らした。戦場ケ原の国道120号は金精峠から来ると高徳入口までセンターラインは黄色。はみ出し禁止区間だ。その後センターラインが消えてしまい、展望台あたりから白線に転じる。今となってはドラレコを見返さない限りどこで遭遇したのか詳しく覚えていない。何にせよ、バイクからは対向車が見えていて(見えなくてもその危険は予測している必要があるし、対向車が見えたら強引な追い越しは中断すべき)強引に追い越しをかけたとしか思えない。いずれにせよ、大バカ者である。
おとなしく車の後ろをついていれば自然と車は横にそれていくのに・・・

どうしてマスツーリングってこういう輩を連れて来るんだろうか?大勢になればなるほど統制は取れない。マナーも守れない者が高性能なバイクに乗るのは「ナントカに刃物」以外の何ものでもない。だいたい現在ライダーの大半は中高年なので、同世代のバカオヤジに決まっていて、こっちも恥ずかしくなる。

日光宇都宮道路でETCのエラーがでてゲート通過が危ぶまれたが無事ゲート通過できた。しかし東北道には乗らず、国道119号から4号、茨城県五霞からは江戸川沿いに南下して帰宅した。金町の帝釈天近辺でものすごい人が土手に繰り出していて、この日は葛飾納涼花火大会の日だった。もう少し遅かったら交通規制で通れなかったところだ。