いよいよ紅葉が盛りに。ワイヤレスマイクも整ったのでまた会津でいいから行きたい

1泊2日福島県紅葉ツーリング(その2)

バイクツーリング

夜、2時台に目覚めてしまい、その後短時間の睡眠と覚醒を繰り返していた。朝6時から朝食なので、朝食を済ませ、その流れで7時20分に屋外のW800の荷造り完了。午後は東京でぱらぱら雨が降り始める予報なので、行動開始が早いに越したことはない。睡眠不足が心配だが、郡山のホテルを後にした。まず片側2車線の国道49号を右折する必要がある。信号がない場所なので、流れが速過ぎて交通量が多く、出だしに苦労する。

寒い中の出発

やっとのことで右折を済ませ、その後4号バイパスに乗る。立体交差で数キロ走って郡山南インター方面へ右折。県道47号で西へ。29号は少ししか走らず、岩瀬グリーンロードという広域農道で南下、国道294号、国道118号と走り繋いでいく。郡山市街で気温が9°C、国道118号で羽鳥湖を抜けたあたりの標高600mくらいの道路に表示された気温が何と2°Cだった。谷あいだからかな?そんなに寒いのか!
でももうこれ以上羽織るものはほとんどない。登山している時に買った、コンパクトな風よけのベストくらいだ。革パンの下にはタイツを履いているし、靴下もウールの登山用。しかし風に晒されているので体温は低下していく。

郡山から国道118号で昭和村に至るルート
郡山から国道118号で昭和村に至るルート

湯野上温泉で阿賀川を渡って、会津田島方面へ左折。ここは下郷町。このへんは冬もよく来ているので慣れ親しんだ道だ。弥五島温泉という立ち寄り湯は破格に安いので、だいくらスキー場の帰りに立ち寄ることがあるが、営業は午後からだから当然開いていない。

ショートカットして走行動画の撮影開始

会津鉄道会津下郷駅の少し手前から、大内宿へと繋がる県道131号に右折。大内宿方面には右折せず直進すると県道346号に繋がって、会津田島をショートカットして戸赤という場所から国道400号に抜けられる道だ。このへんは私がよく通っているエリアなので、ナビは不要。この道の途中で、前日と同じくハンドルにAceProをセットし撮影開始。2台ともワイヤレスマイクとのペアリングがちゃんとできているか気を遣うので若干時間はかかる。

舟鼻峠を越えて昭和村へ

国道400号に出て、昭和村を目指す。すれ違いのための路肩でキャリアにX4Airをセットする。

舟鼻峠を新道のトンネルで越えて(おそらく旧道はもう入れない)、大規模な工事中の現場を通り過ぎて紅葉の美しい森の中を下っていく。途中でY字状の分岐があるが、この道で右は国道400号、左は大芦集落へ緩く下っていく村道だ。村道を選択し、ゆっくり左右の紅葉を愛でつつ大芦集落へ。ここで集落に背を向けて国道401号(といっても村道クラスの規格)で丘を越える。奥会津昭和の森キャンプ場のそばを通って(このキャンプ場はとても環境がよさそう)、再び国道400号に戻り、左折すれば「道の駅からむし織の里しょうわ」。

道の駅にて

寒かったのでここでトイレ休憩。レブル250が止まっていた隣に駐車。トイレに行ってきたら、私より少しご高齢と見えるレブルのオーナーと挨拶、世間話になった。レブルのオーナーはW800に興味関心あり。一般的な大型のようにものすごいパワーはありませんよ、普段は重くて取り回し大変ですよ、などとネガな部分から説明して、歳を取ったらバイクは軽い方が楽です、などとしゃべった。それは事実で、肩が痛かったり手指の関節が結節で痛い私にとってはこれから長くこのバイクに乗っていくのは相当辛いだろうな、などと思っているのは最近の事実だ。

重いバイクのデメリット

私は高速にはほとんど乗らず、いつも一人、一般道で何時間も移動し、走れそうであれば、軽自動車1台分の道幅の狭い舗装林道や県道にもW800で踏み込んでいってしまうライダーなので、バイクの重量が絶対的に軽いバイクの方が余計な神経を使わずに済む。高速はいざという時に短距離だけ乗れればそれでいい。
できればヤマハXSR155のようなバイクを終ついのバイクにしたらどうだろうと思い始めている。重量137kgというのはオフロードバイクとほぼ同等だ。

東北内部でも行き来しにくい地域がある

レブルオーナーは新潟県の村上の北の笹川流れから来ているようで、昭和村までの距離が相当あるようだ。たしかに国道49号か、113号で朝日連峰を回り込んでくるしかない。帰路に喜多方から大峠道路や飯豊トンネルを抜ければJR米坂線沿線の国道113号に出られそうなものだが・・
彼は前日、桧枝岐で冷たい雨にたたられたようだ。もう桧枝岐のような山沿いでは雨ではなく雪になりそうな気候になってきた。各地の天気予報を丁寧にリサーチしていれば、桧枝岐には踏み込まない方が身のためだと思えるのだがなあ・・

矢ノ原湿原

レブルオーナーと別れて、Uターンを決めて私は矢ノ原湿原に駆け上がった。おそらく前日の祝日は人がたくさん来ていただろうが、平日の今日は駐車場もガラガラで空いている。駐車場にはバイクを入れず、路肩にバイクを停めて湿原の紅葉を何枚か撮影した。代官清水も勢いよく出ていた。もう湧水は冷たい時期だから飲まないけど。

矢ノ原湿原にて
矢ノ原湿原にて
代官清水
代官清水

新鳥居峠へ

再び大芦集落に下りて、集落内は工事で通行止めだったので右折して新鳥居峠を目指す。10月のツーリングでも、南郷スキー場から昭和村を目指してきた峠で、私のお気に入りの峠。たびたびYouTube動画も作っている。渓流沿いのカーブも素敵だし、昭和村側の最上部のつづら折れもいい。道は狭くてテクニックが要るが、こんなに楽しい峠道は他にあまりない。トップの写真の小さな滝は「藤八の滝」といって、むかし、木地師きじしの藤八がこの一帯の開墾を指導したことからその名がついているという。

新鳥居峠登り口の天狗の冷泉
新鳥居峠登り口の天狗の冷泉
玉川渓谷前でW800
玉川渓谷にて
玉川渓谷
玉川渓谷

峠の上部、道路が狭くなってつづら折れになる場所での走行動画は2台のカメラで同時撮影した。

旧駒止峠を久しぶりに走ってみた

この峠を南郷スキー場まで下ってしまえば、あとはリエゾンである。南郷の中心部で左に折れて国道289号へ。普段はそのまま国道を走って、駒止トンネルを通過してだいくらスキー場の脇を通るのだが、旧駒止峠の入口近くで減速して見たら、いつも入口に季節問わず通行止めの標識が出ているのに、今回は珍しく出ていなかった。ならば行かれるところまで行ってみるほかない。この旧峠に踏み込むのはずいぶん前に自転車で会津田島駅から峠を4つ(ほとんどこの日のバイクでのルートと同じ)走って以来だ。
どこまで行っても通行禁止の標識はなかったので、旧駒止峠を駒止湿原入口まで抜けてしまい、その先の下りは冬季以外通行可能なのでそのまま下山してしまったのだが、屈曲路の強烈さや落ち葉の降り積もった量が他の峠の追随を許さなかった。よくもまあW800でこの峠を抜けたものだと思う。自転車の時も4つ目の峠に旧駒止峠を選んで、疲労から時間がかかった(押し歩いた)記憶がある。

駒止峠の屈曲路を抜けた
国道の北、白線の駒止峠の屈曲路を抜けた

国道121号に出て、「道の駅たじま」でトイレ休憩。平日にしては人が多い。そのまま再出発しようかと思ったが、テントで蕎麦うどん類を売っていたので、他の場所の店でまたバイクを降りてヘルメットを脱ぐのが面倒で、新蕎麦ではなく駅前立ち食い蕎麦とほぼ同じかき揚げ蕎麦を食した。

やっぱり高速は苦痛で嫌い

尾頭トンネル(塩原側がいつも水浸しで、グルービングになっているのがとても気になるうざいトンネル)でもう一つ山越えをして塩原温泉を抜け、給油してから西那須野塩原インターから時間短縮のために東北自動車道に乗った。高速はできるだけ使いたくないが、雨になるならやむを得ない。
朝のうちにホテル前でETCカードを仕込んでおいた。もう13時を回っているので、予報通りであれば東京に着くころには1時間に1ミリ未満の雨が降っているだろう。2日ほど前から雨の降り出し予測が前倒しになっていた。そのための時短である。

高速に乗っている間に燃料が尽きそうだし、雨の東京で給油したくなかったので、西那須野塩原インターの手前で高いガソリンを給油した。その後約180km走行したので、この日の全走行距離はざっくり380kmになる。
給油量8.54L、走行距離(郡山〜西那須野)197km、燃費23.1km/L。
まだ10L以上タンク内に残っている状態なので参考程度。

高速道路でバイク運転中に眠くなる人

高速道路はめったにバイクで走らないし、カウルのないネイキッドバイクなので一番左の車線を80〜90kmで走るのだが、普段浴びない風圧だし、止まらずシフトチェンジもほとんどせずステアリンググリップを握っていると、2時間180kmの走行距離は眠さとの闘いだ。何度意識を失いかけたことか。

それは首都高でもあまり変わらず、いつも車で走っている川口線や中央環状線は緊張感が足りない。
「居眠り運転でバイク大破、ライダーは死亡」などという事故を起こしてはならない一心で睡魔と戦った。
現金なもので、一般道へ下りると眠気は去るのである。駐輪場で雨に濡れたW800のいたわりもほとんどできずにエストレヤに乗り換えて数キロ離れたいつもの屋外駐車場へ。ここまでのわずかな距離だけでもエストレヤは濡れてかわいそうなことをした。

やっぱりソロツーリングは休まない

2日間の全走行距離は680kmに及んだ。高速道路を除いて2日間一般道だけで500kmは、日中ほとんどバイクのシートに座って走らせていないとクリアできない距離だ。もう少し途中で見学や歩き、まったり休憩を入れたいのだが、一人だとそんな時間も惜しんで走ってしまう。
当然帰ってきたら身体はバキバキ。

もう冬の様相だ。福島にはバイクで行くことは来年までないだろう。
そろそろスキーシーズンを見据えてスキーのことも考えないと・・

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