秋晴れの4日間、福島県へツーリングに行ってきました!連休避けて正解だった

秋の福島県ツーリング(その3)

バイクツーリング

東京を出てから3日目、福島県への往復ツーリングの2日目。

会津地方の峠を走り抜ける

今日は会津地方の山の中を中心に300km以上走る予定。過去に通ったことのある道をつないで行くので、道路の様子はわかるが、選んだ道は細い峠の山道ばかり。アベレージの上がらない道を好んで走るのでそう簡単ではない。朝から夕方まで乗りっぱなしになりそう。

本日の予定ルート

ざっくり考えていたのは、福島県の南西まで行ってから北上し、山々を越えて西会津町を経由して飯豊連峰南麓の国道459号で喜多方を目指す。盆地に降りたら南に向かい、いくつかある道の一つで下郷町か南会津町の会津田島を経て栃木県に戻ってくる周回ルート。紅葉の時期に通っている昭和村は外せない。

走行ルート
全走行距離は340kmほど

出だしは寒い

朝8時前後の栃木県北部は結構寒い。内陸なので寒暖差が激しいのだ。
国道400号で塩原温泉を抜けて尾頭トンネルで日光市上三依へ。トンネル手前のヘアピンカーブを通過すると、少しだけ山肌が色づき始めている。トンネル内部は気温が7度しかなく、寒い上に路面に水が出ている。照明が暗い上に路面の縦溝(グルービング)が気になって40km/h台でゆっくり走るしかない。縦溝は標準タイヤだとカーブでブレて恐ろしかったが、いまはあまり気にならないミシュランのロードクラシックに替えているのでそこまで心配はない。
トンネル内のセンターラインは黄色なのだが、トンネル内で軽自動車に抜かれた。ときどきこういう厨二病ドライバーに出くわす。

南会津町舘岩から北上

国道121号会津西街道は順調で、野岩鉄道との立体交差で左折、国道352号で西へ。中山トンネルを抜けて舘岩地区へ。前沢曲家集落はどうやら料金を取るようになったらしい(一般300円)。
先を急ぐのでちょっと停車してのぞき込んだだけで再出発。前に来たことあるしね・・
内川の丁字路で右折。ここから国道401号となり、伊南川に沿って下っていく。檜枝岐は行ったら同じ道を帰ってこなくてはならないのでカットだ。

新鳥居峠屈曲路を味わう

広域合併した南会津町の南郷地区に至り、南郷スキー場のすぐ手前に奥会津博物館南郷館があった。靴を脱がないと上がれないので、編み上げブーツを脱ぎ履きするのが大変でパス。こういう時困るんだよね・・編み上げブーツの最大の弱点。
南郷スキー場から先、401号は冬季は積雪で通行止めになる。この峠を越えられるのもあと1ヶ月だ。特に南会津町から峠を越えて昭和村に入って下っていくと、玉川渓流と呼ばれる渓流と並行して秋はとても美しい。ただし、狭隘部やすれ違いが難しい部分も多数。だから交通量は非常に少なく、バイク向き。私の中では五指に入るくらいのいい峠だ。

矢ノ原湿原から本日のハイライト大辺峠へ

画像
矢ノ原湿原の紅葉(まだ始まったばかり)
マイバイク
日本の風景にどこでもマッチするマイバイク

大芦集落から矢ノ原湿原に向かって丘越え。村の集落をつなぐ国道400号に出て、少し金山町方面に走ってから、林道で大辺峠を越える。この峠がこの日の最大の課題。実は30年ほど前にオフロードバイクで走ったことがあり、それ以来の来訪になる。当時は林道だから未舗装で、かなり苦労して走り抜けたことが思い出される。道幅は約3m、つづら折れのオンパレード、ガードレールなし(現在でもガードレールはほとんどない)だから運転テクニック向上にはうってつけの峠だ。秋は落ち葉と落石の見分けが難しく、路上に枝も落ちている。落ち葉の上に洗い越し(道路上を水が流れているところ)があると滑りやすく危険だ。

8合目くらいまで来た時に小排気量のバイクが停まっていた。ライダーは路肩から流れてくる清水を汲んでいるようだ。気付いて独りだったら間違いなくバイクを停めて水を飲むところだが、わりと走りに集中していたし、バイクを停めるのは面倒くさく、諦めた。

峠の頂上にたどり着くのは待ち遠しいけれどなかなかたどり着かない。ようやく1,000m近くの山頂を越えて、バイクを停める余地もないのでそのまままたつづら折れを下っていく。ようやく道路脇にちょっとした駐車スペースを見つけて停まったら、そこは大沢との出合で、志津倉山への登山口だった。写真を撮影して先に向かう。

大沢出合
大沢出合

会津宮下駅前で

下っていくと林道は県道153号、59号になり、国道252号に出る。会津宮下駅まで行ってトイレを借り、駅前の観光交流館で蕎麦が食べられるという情報を得たので聞いてみた。蕎麦の提供は無理だが、もう11時台なので開いているはず、と向かいの食堂をお勧めされた。その食堂でラーメンにするか焼きそばにするか悩んだが、焼きそばを注文した。普通の焼きそばだった。だけど2日間ずっと胃の中に食べ物がなかなか入らない感覚を持っていたので完食できたことは喜ばしい。隣ではドイツ人男性が2人食事していた。何をしにここまで来たんだろう?日本の原風景を撮影するつもりだろうか?興味が湧いて耳を傾けてしまうが、会話もなく静かだった。

午後、杉峠を越えて西会津町へ

向こうに只見川第二橋梁
向こうに只見川第二橋梁

昼食後、三島大橋から只見川の対岸に渡り、国道400号(いったいどこをどう繋いでいるのが400号なのかわからなくなっている)で狭い杉峠を越えて西会津町へ北上する。杉峠を越えたところに蕎麦屋があることは知っていたが、この山間集落で営業しているのかどうかわからないのでは不安だった(後で調べたら、月〜金は休みらしい)。

飯豊連峰が見えると気分が上がる

西会津町では磐越西線野沢駅をぐるっと周回して飯豊連峰が見えて電線などが見えない場所を探し撮影した。それから阿賀川を渡り、県道338号、361号で国道459号へ駆け上がる。この道は初めて走るなあと思いながら走っていたら、実は飯豊連峰全山縦走の時に野沢駅から弥平四郎登山口までタクシーに乗って移動した時に通っていたような気がする。自分で運転したのは初めてか。

国道459号に出たら、細道だと思っていたのに道幅があって拍子抜け。さっきまで林道の厳しい峠を走ってきたので、何の変哲もない山麓国道に見えて仕方ない。まもなく弥平四郎登山口方面へ向かう県道383号と分岐する。こちらの県道もとても楽しい道のように見えるが、次回に残しておこう。

そのままちょっと険しい峠道を走っていくと、飯豊連峰が一望できる展望台があった。撮影して、西会津町から喜多方市山都へ入ると、蕎麦屋が6軒ほど集中している宮古集落があった。もう14時なので開いている保証はないが、ここまでがんばって蕎麦を食べたかったなと後ろ髪を引かれながら山を下る。ここも次の宿題だ。喜多方はラーメンで有名だが、山都地区は蕎麦も美味しいという。

飯豊連峰の主稜線
飯豊連峰主稜線(右が飯豊本山、左が大日岳と西大日岳)

磐越西線山都駅からわざわざ昭和村へ

山都駅で少し休憩して(以前も飯豊トンネルから下ってきて真夏の山都駅前で休憩した)。駅近くに「飯豊とそばの里センター」があるので駐車場が広いそちらで休憩した方がよかったかもしれない。

JR磐越西線・山都駅
JR磐越西線・山都駅

山都駅からは会津盆地をまっすぐ南に突っ切る県道43号と22号で会津美里町へ。この県道も以前走ったと思うが、快走ルートだった。会津美里町からは国道121号に向かうのではなく、国道401号で再び昭和村の小野川へ。新しくできた博士トンネルは長大で内部は寒かったが、博士峠旧道はもう通行して欲しくない趣旨の看板があったように見えた。先日まで好んで走っていたのだが・・
喰丸峠を越えて国道400号で舟鼻峠を越えて会津田島へ。ひょっとしたら戸赤から県道で西に向かって下郷町へ出て甲子トンネルを経由した方が早いかと思ったが、ナビは会津田島を経由して塩原温泉から帰れと指示したので、会津田島で高いガソリンを給油してナビに従った。

W800の燃料計と燃費

W800には燃料計はなく、残り5Lを切ると燃料警告灯が黄色く点灯し、デジタルオドメーターに「FUEL」の文字が点滅するだけだ。最近のバイクはガソリンの残量が親切に表示されるそうで、そういう機能がついていないと不満があるようだ。だが以前のキャブ車時代はフューエルコックを捻ってリザーブタンクの燃料を供給し、その間にガソリンスタンドに駆け込むやり方だった。W800は残り5Lあれば、地方でのツーリングペースでは100km以上は走れるし、アジトまでの距離はそこまで遠くないのだが、それでも気は焦る。

16時台、まだ明るいうちに戻れた。全走行距離は340kmほどだろうか。前日の那須町での給油から会津田島までの距離が294km、入ったガソリン量が10.5L。燃費はその間28.0km/Lとなった。

左手中指の痛みは少し減じたが、付け根の部分に痛みが残る。クラッチレバーは、停車時以外は完全に握り込まないので、そこまで負担ではなく340km走れたが、グリップに当たる部分が痛い。帰ったら治療しよう。

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