鳥海山を見る東北ツーリング、全走行距離は1200kmでした・・疲れた

鳥海山を見に行くツーリングその4(亘理郡〜阿武隈高地〜那須編)

バイクツーリング

・走行距離は200キロ強

前日夜は屋根のある自転車置き場にバイクを停めさせてもらった。他にももう一人、スズキのGXR-125で宿泊していたおじさんがいたが、彼の方が荷造りはひと足早く先に出て行った。どこまで行くのかなあ?
こちらはいつもの通り8時過ぎにのんびり出発。今日の走行予定距離は200km台前半だし、天候は午後崩れそうにないし、自分のアパートまでだから何時に着いてもいい。気楽だ。

・震災遺構 中浜小学校見学

まずは宮城県道38号で国道6号よりも海沿いの道路を南下していく。東日本大震災の復興事業で道路の高さが嵩上げされて道路自体が堤防になっている。道路を南下しているので、右側には生活の香りがするが、左側は見事に荒れ地だ。家屋は点在していても人が住んでいる気配は薄い。亘理町から宮城県最南部の山元町に至ると道路は直線になって、左手に震災遺構の中浜小学校が見えてくる。時間はあるので外回りだけでも見学だ。まだ9時になっていないので、完全にオープンしているわけではないが、受付があって有料で遺構の中(つまり小学校の中の残骸)を見学することもできる。しかし昨年の大川小学校と同じく、津波の恐ろしい力でねじ曲がったパイプや壊れたコンクリートを見ると無力感と悲しさが溢れてくるので外回りだけ見ることにした。この小学校は太平洋から300m内陸に入ったところにあるそうだが、避難先の中学校までは徒歩で20分もかかることから、教員がとっさの判断で児童をまとめて屋上に避難し、かろうじて津波の高さが屋上すれすれのところでとどまったので犠牲者は出なかったという学校だ。もしも津波の高さがもう少し高かったら、悲惨な結果が待ち受けていた。

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いまにも児童が飛び出してきそうな外観
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中をのぞくと、がれきとねじ曲がった鉄パイプ

・来てみたかった鵜ノ尾埼灯台

山元町からさらに南下する。福島県との県境に川などはなく、突然福島県新地町に入り、福島県道38号に変わる。道路は常磐線から離れて海沿いに向かうが、浜で投げ釣りをしている人を見かける。そのままガス発電所と火力発電所の間を縫って相馬港を抜けると、松川浦大橋を通って鵜ノ尾埼灯台にいたる。以前から地図を見て鵜ノ尾埼灯台には来てみたかった。砂嘴に囲まれた干潟の海ってのはちょっと興味が湧く。少し高台になっている灯台まで登って南を見ると、直線的な道路の左側に太平洋、右側に干潟の松川浦が見えてコントラストが面白い。

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鵜ノ尾埼灯台近くから見た松川浦と直線的な大洲松川ライン

写真撮影兼小休憩を済ませて、ここからアパートまでの経路を音声ナビに従って走行することにする。阿武隈高地の道路には慣れていないし、国道6号で福島第一原発のそばを通るのは昨年走った。内陸に向かって結局国道4号のつまらない経路を走るのもイヤだ。Googleマップによれば、経路は3つ出てきたがその中間の幹線国道を極力走らないルートを選択する。相当マニアックな経路を選択してくれるに違いない。

・Googleマップが推してきたルート

  1. 国道6号をわずかに南下して鹿島区から西側の県道268号に乗り換える
  2. 県道34号、49号で南下、南相馬市の西側から横川ダム、国道459号に出て左折、すぐに右折して県道50号、葛尾村へ
  3. 葛尾村復興交流館あぜりあのある交差点で左折、国道399号(あぶくまロマンチック街道)と国道288号で田村市へ
  4. 田村市中心部手前で県道302号、57号、40号を使って国道49号に出る
  5. 国道49号をいわき方面に数キロ走って、再び県道40号で石川町、国道118号で浅川町から棚倉町へ
  6. 棚倉町まで来れば、あとは県道60号で栃木県境の戸中峠を越えて那須町に入り、国道294号を使ってアパートまで。
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Googleマップによる経路

指定された道路を忠実に走ってみたが、非常に面白かった。携帯の電波も届きにくい山の中を走行することが多く、食事処もなかなか見つからなかったため、ついつい棚倉町まで休まず走行してしまった。ここまで来れば県境峠越えを済ませてしまって、アパートに近いところのコンビニに立ち寄って昼食にしたい。結局那須町の国道294号沿いに都合よくコンビニを見つけることはできず、大田原市郊外のコンビニに立ち寄って、ついでに給油もしてアパートに戻った。暑い一日で、昼下がりはもう走りたくなくなってきた。
午後2時を回ってアパート着。すべての荷物を部屋に持ち込み、バイクにハーフカバーをかけてこの日は終了。

5月17日の走行距離 235km レギュラーガソリン8.1L消費 29.0km/L
大田原市内の有人スタンドで164円/L

・ツーリング第5日目(栃木北部〜東京自宅)

朝8時過ぎに移動開始。約160kmを南下して行く。来た時と同じルートではつまらないので、県道52号、国道294号、茂木町から「はが野グリーンコリドール(農免道路)」を使って益子町、茨城県桜川市の国道50号手前から音声ナビで千葉県関宿城までの今まで走ったことのないルートを走り、最後は勝手知ったる江戸川沿いのルートで東京都江戸川区へ戻った。
結局W800の駐輪場でバイクを乗り換えて自宅に戻れたのは午後2時過ぎ。暑くてへばった。ライディングジャケットと汗みどろになったインナープロテクターだけは洗濯した。

5月18日の走行距離 180km レギュラーガソリン7.0L消費 25.7km/L
江戸川区小岩の蔵前橋通り沿いで161円/L

・ツーリングを終えての雑駁な感想

久しぶりに充実したソロツーリングになった。全走行距離は1,200km弱。
ホテルは2泊、総額約1万5000円。
一般道では、一日300km未満が適当である。県道走り、交通量の少ない3ケタ国道走りはとても楽しく、これからも自分のツーリングテーマになるだろう。走行中、面白そうなところでアクションカメラを回したが、現在はネックマウントを使って首にかけるInsta360AceProと、クランプを使ってハンドルやキャリア、エンジンガードに固定するInsta360X4airを2台使って撮影している。後者の画角はスキーの時から面白く感じられ、今回もいろんなところからの画角で撮影してみた。編集中に自由に画角を決められる。
基本的にXシリーズは縦長画像になり、YouTubeショート動画やInstagramのリール動画にそのまま使えるが、少し高画質で撮影して横長に切り出すこともできる。AceProの横長・主観画像と、X4airの自由な画角設定の画像を取り混ぜて動画を編集している。
動画編集というのは嵌まると面白くて、現在はDaVinci Resolveという無料でかなりプロ向きの編集が可能なソフトを用いている。まだまだあまり編集上手ではないし、下手の横好きでやっている編集だが、見て頂けるのであれば今後もnoteの投稿に埋め込んでいきたい。

このツーリングに関するすべての動画を集めた再生リストです

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