26年初滑りはよませ温泉
1月4日、妻の出身校のオーケストラが長野市で練習する予定に合わせて、私は東京から出発して日中一人でスキーをすることにしていた。この日は長野電鉄信州中野駅前のビジネスホテルで妻と合流し、翌日志賀高原へ上がって2泊3日の恒例夫婦スキーに充てるつもり。
どうやら年末は雪が足りなくて一般滑走ができなかったよませ温泉スキー場も、雪は薄いながらも全面オープンしているようなので、午後券の安さとアクセスのよさに引かれてよませ温泉を目指し朝出発。妻は午前中遅い時間に新幹線で移動する。すでに切符は買い求めてあったので、私とは別行動。

首都高→東北道→圏央道→関越道→上信越道と走り繋いで、信州中野ICで高速を降り、山ノ内町手前で経由を給油。これは志賀高原へ行くときの必須ルーティン。長野県はすべからく燃料が高いが、寒冷地用の軽油を給油しておかないと志賀高原で軽油がシャーベット状になってしまいエンジンがかからない。
12時チョイ過ぎによませ温泉スキー場の一般駐車場に着いて、午後券シニア3,300円を購入して13時にゲレンデに出た。さすがにところどころブッシュも出てはいるが、公称積雪40cm。気温が低ければ、またこれからの降雪があればよませ温泉でも満足行くスキーができるだろう。小規模なスキー場なので長時間いると飽きるが、隣のX-JAMとも接続しているし(行ったことは残念ながらない)、チケットは安いし、食堂も手作り感があるしリーズナブルで、満足度は高い。インバウンドも少なめ。
まだ雪面がやや硬くてスノーボールもあちこちに点在しているので初日から脚に負担がかかるが、シーズン始めはいつもこんな感じだ。

滑走距離は12km、リフト乗車回数は10回、滞在時間2.5時間。15時30分には片づけて妻よりも先にホテルにチェックイン。
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志賀高原第1日目(サンバレー〜奥志賀高原往復)
朝ゆっくり目に朝食を食べて、少しでも気温が高くなってから志賀高原へ向かう。数あるスキー場の総称が志賀高原スキー場だが、その最下部のサンバレースキー場の駐車場に車を停めて準備して10時少し前からリフト乗車。いつも使っているyukiyamaアプリにチェックインすれば移動をトレースして最後にデータを返してくれる。
サンバレー→蓮池→ジャイアント→西館山→ブナ平ゴンドラ→東館山ゴンドラ→寺小屋→高天ケ原→タンネ→一ノ瀬ファミリー→一ノ瀬ダイヤモンド・山の神→焼額山→奥志賀高原とリフト・ゴンドラを乗り継ぎ、滑走して移動した。これがいつもの志賀高原ゲレンデスキーツアーである。道路をトンネルでくぐったり、ジャイアントのカリカリ急斜面を滑ったり、スケーティングでリフトまでたどり着いたり、スキーを外して小さな4人乗り(実際は2人でいっぱい)ゴンドラに乗ったり、極寒の標高2,000mを滑ったり、コブ斜面を横切ったり、林間コースをゆったり滑ったり。時には勢いをつけて坂を登り、止まったところから逆ハの字で開脚登行したり。要するにスキーのあらゆる要素を使わないと志賀高原のゲレンデ渡りはできない構造になっている。
それは志賀高原スキー場が昭和感を色濃く残したスキー場で、滑り込めばそのままリフトに乗れる、というような構造をしていないからだ。スノーボードは移動がしにくく、重いアルペンスキーにも苦しい。私たちヒールフリースキーヤーはスケーティングやパスカング(クロスカントリースキーのクラシカル走法で使う技術)ができて当たり前なので、存分に楽しめるということになる。
そんなことを繰り返して奥志賀高原までやってきた。奥志賀高原スキー場のゴンドラ乗り場近くで遅い昼食を食べ、14時から帰還開始。奥志賀高原スキー場の最上部から焼額山はスケーティングで100m以上移動し、焼額山スキー場はゴンドラ降り場からスキーヤーズライトに向かって滑り込む。白樺コース最下部から山の神リフトへつながるところは勢いをつけて最後は開脚登行。ダイヤモンドスキー場を下って、道路を短いリフトで越えて、一ノ瀬ファミリースキー場のトップへ登り、左トラバースで寺小屋スキー場のクワッドリフト乗り場へ。ここでも最後は開脚登行。寺小屋からはスキーヤーズレフトに進路をとって林間コースで緩やかなつづら折れコースを滑り、オリンピックコースでちょっとカリカリのつづら折れを滑って広大なブナ平へ。ここでは優雅なテレマークターンを決め、最後は直滑降でジャイアントスキー場のリフト乗り場へ。ここは最後の難関で、直滑降で滑ってきても上までは届かないから、開脚登行でゼイゼイいいながらリフトに乗る。スキーヤーズレフトで蓮池スキー場に滑り込む。国道の下のトンネルをくぐる。あとはリフトに乗って滑りもう一度日本最古のリフトがかかった場所にあるリフトに乗れば、出発したサンバレースキー場。午後4時だというのに、チビッコスキーヤーのレッスンが行われていてゲレンデ人口密度は一番高かった。

移動距離 56.7km
滑走距離 33km
最高速度 47.5km/h
滞在時間 7.2時間
リフト回数 24回
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志賀高原第2日目(サンバレー〜奥志賀高原往復)
太ももが痛いのと、志賀高原特有の肩周りの鈍痛が残っている。肩周りの鈍痛は、スケーティングや開脚登行とともにストックを推進力に使っているためである。こういうスキー場はなかなかお目にかからない。
宿を出るのは、ゆっくり目。9時30分ころにサンバレースキー場の法坂第一クワッドから始まる。サンバレーのゲレンデトップに行くと、晴れていれば妙高連峰、黒姫山、飯縄山が見えて、特に妙高山の外輪山と、その背後に控える火打山、黒姫山との間から顔をのぞかせる金山・天狗原山が真っ白な山体を輝かせている。火打も金山・天狗原山もスキーで出かけたことがあるが、本当に全山分厚い雪に覆われる豪雪の山だ。
そして西には北アルプス後立山連峰。最高の眺望である。前日と同じく蓮池スキー場から国道をくぐって道路を渡り、ロッジ五郎兵衛の入り口でスキーを脱いで奥志賀方面につながる県道を渡る。道路はツルツルで、スキーを担いだままコケるとヤバい。ホテルレイクサイドの駐車場の中をそのまま歩き、どん詰まりでスキーを履いてつづら折れのコースをジャイアントスキー場下部まで滑り込む。朝は一回必ずジャイアントの壁を滑ることにしている。前夜新雪が10センチほど積もったので新雪を味わうことができるかと思ったのだが、まだ積雪量足らず、コースの半分はフェンスがつくられている。さらにスキーヤーズライトにはポールが立てられているので、狭い部分だと失敗が許されない。なかなか緊張するところである。
何せ、ジャイアントの壁では一般スキーヤー(ボーダー)がアイスバーン化した急な部分でコケてそのまま数十メートル下まで流されていくのをリフト上から見かけたことがある。そうはなりたくない一心で、慎重にアルペンターンで無難に滑ってしまった。ここまではログ取りを忘れていた。
以後はあまり慌てずに西館山で滑り、跨道橋をスキー履いたまま渡って高天ケ原へ。1本滑ってからスキーヤーズライトへ流れてタンネ。さらに横移動して一ノ瀬ファミリー下部からダイヤモンド、あとはいつものルートで焼額山、ここは平日ゴンドラしか動かさないのが習いだと思っていたのに珍しく動かしていたリフトに乗って、第1ゴンドラ乗り場に滑り込み、トイレに寄ってから焼額山山頂へ。焼額山から山頂部で前日とは逆にスケーティングで奥志賀高原へ。奥志賀ゴンドラ下のコースを滑り、13時近くになって昼食。奥志賀は欧米系の外国人が圧倒的に多くなってきた。サンバレーなどは学生や子供のスキースクール、焼額山、奥志賀は外国人中心。色分けが明確になってきている。

午後は奥志賀高原のエキスパートコースを滑ったが、午後でコブができ始めていて前日アルペンターンで一気に滑ったよりも、テレマークターンでは難しかった。何せ、3日間で珍しく外国人のテレマーカーを第3コースで見かけてしまったので、その後をぴったりくっついて滑ってしまい、そのテレマーカーがエキスパートコースを深いスタンスで最後までテレマークターンしていたので、それに触発されてしまったのだ。結果は惨敗。もう脚に来ていて、休み休みでないと壁の下まで滑れなかった。おそるべし、欧米系テレマーカー。体力が違うな・・
このテレマーカーとは、翌日西館山で一瞬だけ遭遇することになる。
帰路は2時間で奥志賀高原からサンバレーへ。端折れるところは端折る。焼額へのスケーティング→焼額山パノラマ・白樺コース→山の神リフト→一ノ瀬ダイヤモンド→一ノ瀬ファミリー→寺小屋→林間コース→ブナ平→ジャイアント(やはり最後の直滑降と開脚登行はつらい)→蓮池→丸池→サンバレー。16時には無事到着。

移動距離 47.8km以上
滑走距離 28km以上
最高速度 47.5km/h?
滞在時間 6.3時間以上
リフト回数 25回
ログ取り忘れがあったので、数値は参考です
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志賀高原第3日目(サンバレー〜西館山往復)
3日目。最終日である。東京への帰りの時間も考えないといけないので、熊の湯方面も考えたが、バスの便がないので、3日間同じようなコースを取ってしまった。
正午までには戻ってくることにして、せいぜい高天ケ原か一ノ瀬まで、とする。朝はなかなか天気が良い。写真を撮影しながら、ゆっくりと進む。

ジャイアントでinsta360aceproと360度カメラのinstaX4airで撮影しながら滑ってみる。前者はスイッチミスで撮れていなかったが、360度の方はバッチリ撮れた。急斜面でテレマークターンしてみたが、最後の最後にスピードにビビってアルペンターンを入れてしまった。悔やむが2本は滑らない。西館山、ブナ平で遊んで、11時に西館山から道路へ降りて、ホテル銀嶺のざる蕎麦を食べる。志賀高原に来たらここのざる蕎麦は食べたい。結構穴場である。
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食して後、宿へ戻る。天気も良く、正月のゲレンデ客はほとんど帰ってしまったので空いているのだが、帰らざるを得ない。お風呂をいただいて荷物を車に乗せ、帰路についた。渋滞はなく、洗車と給油を済ませ、18時過ぎに到着。

移動距離 22.5km
滑走距離 13.3km
最高速度 46.4km/h
滞在時間 4時間
リフト回数 12回
動画を徐々に作成して逐次加えているので、一度ご覧になっても後からまた訪れてくださると変化が生じているかもしれません。




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