現在、東北スキーバムの顛末記を3部構成で作成・発表中です

2026年2月の東北スキーバム(下)

猪苗代町を望む ゲレンデ練習
猪苗代スキー場からの風景

2月7日

・午前 猪苗代スキー場でげんなり

朝ホテルを出て、二本松駅前を通過して国道459号で岳温泉方面へ。だんだん風景が寒々しくなってくる。岳温泉といえば、私にとっては息子二人を連れて父子旅で安達太良山に登ったことが思い出される。もう25年ほど前のことだ。夏、安達太良高原スキー場の駐車場から徒歩でくろがね小屋を経て山頂まで歩き、あだたらエクスプレスで下山してきた。その後3人で岳温泉の交差点にある立ち寄り湯に入浴し、そこに付設されている素泊まり部屋に一泊したのだ。翌日は近くの東北サファリパーク(サファリパークと名のつく動物園では一番寂れていると思われる)に立ち寄り、よせばいいのに自分の車で園内を走行して下回りが泥だらけ・動物の糞だらけになったことが記憶に新しい。

今回は夫婦旅。東北サファリパークにはもちろん立ち寄らず、道の駅土湯から国道115号で土湯トンネルを抜けて猪苗代スキー場に向かうのだ。

だいぶ遠いところだなあと長い坂道を下りながら思うころ、ようやく「絶景・猪苗代スキー場(正式名称)」に近づいてきた。なぜこのスキー場かといえば、このスキー場や裏磐梯スキー場、北日光・高畑スキー場を経営するDMCaizuという会社が運営する「いなスキ!」というネット会員になっていて(会員になったのはずっと以前、当時スキーオンリーだった会津高原高畑スキー場(当時の名称)のシーズンパスを毎年買って通い詰めていた末期)、それを使えば平日リフト券無料、土日祝も半額3,300円という破格の安さに惹かれたからである。
とかく人間は安いものに惹かれるものだが、経営母体はこのようなリフト券販売を同系列の他のスキー場で行っているわけではない。例えば北日光・高畑スキー場のリフト券はそれなりに高い(大人一日券5,300円、シニア4,800円)。かつてシーズンパスが9,800円で入手できた時は、別の経営母体(マックアース)傘下だったはず。

ま、せっかくリフト券が安くなる会員なのだから一度利用してみようというのが本音だった。

で、結果は・・
大失敗だった。猪苗代スキー場の駐車場は複数箇所に分散しているのだが、狙っていた中央の駐車場は満車とのことで、ミネロスキー場下の第2駐車場に誘導された。そこから随時運行のマイクロバスに乗ってゲレンデまで移動するらしい。土曜日で来客が非常に多いことが見込まれた。案の定、ゲレンデはバブル期もかくやと思うくらい人が集中していた。
別のゲレンデに移動することを少し考えたが、まあそれでもせっかく来たので行ってみようということになり、準備をしてマイクロバスで中央エリアへ向かった。救いはマイクロバスがすぐにやってきて乗れること。帰りもすぐに乗ることができた。これはなかなかのものだ。

シャトルバス内部(帰路)

ところが中央エリアのセンターハウス前に着いてみると、ゲレンデはバブル時代のような激混み状態。いやーな予感がしたが、すでに前夜のうちにリフト券の予約と決済をしてしまったので仕方ない。リフト券購入の客の列は長大になっているが、我々はQRコードを提示すれば発券してくれる手はずなので、比較的短時間でゲレンデに出ることができた。

視野の中にある数本のリフトのうち、リフト待ちの列が早めに解消しそうなクワッドリフトの列に並ぶ。だがこのスキー場はリフト券に料金を上乗せすれば優先レーンから先に乗れるという仕組みを取っているため、一般の列はなかなか進まない。久しぶりに20分くらいのリフト待ちで一番ボトムのリフトに乗ることができた。

ゲレンデから見る猪苗代町の田園風景

その後はペアリフト主体になるが、中央ゲレンデのど真ん中ほど混むことはなさそうで、各所のペアリフトを結んで中央エリアの大部分を滑った。そんなに長居する気が湧かず、次第にミネロスキー場の方へリフトに乗って滑りながら移動していった。雪面はどこに行ってもガリガリだ。リフト7本ほど乗ったら、それ以上滑りたくなくなってきた。普段空いたスキー場で滑っているせいか、ここまで混んだスキー場に来ると自然と長居できなくなる。リフト券代も3,300円ということもあり、昼食せずにゲレンデを後にすることに決めた。ミネロスキー場から下の第2駐車場に向かうマイクロバスに乗って、あっという間に戻った。駐車場の我がエース号の前に停めていた2台の車はすでにゲレンデを後にしていた。やはり長居したくないというスキーヤー・ボーダーはそれなりにいるようだ。もっと早朝に来て、リフト10本なら10本と決めて滑ったらとっとと帰るのが得策だろう。

着替えているうちに風で身体が冷えてしまった。それもこのあと体調をくずした原因かもしれない。

栃木のアパートを目指して、道の駅猪苗代に立ち寄ってトイレに寄った後は猪苗代湖の東岸を南下し、湖南から国道294で白河へ。白河からは国道4号で南下。そのうちだんだん体調が低下してきて、ツルハドラッグでエゾエースを買い求める。ゲップが出そうで、実際に出すと胃の中のものを吐いてしまいそうになるので胃腸薬も合わせて購入した。夜用の食事にレトルトの雑炊も購入。

2月7日夕方、8日〜9日いっぱい

アパート着いて、夕食のことはいっさい考えずに余ったペットボトルの中のお茶や水と、買った薬と栄養剤でしのぐ。

・栃木のアパートで骨休め(実態は吐き気と下痢との闘い)

炬燵にあたりながら一晩を過ごしたが、夜のカラーシング配信を聴くことはできず途中で離脱した。しばらく寝たが、夜11時ころ起き上がってトイレで胃の中のものを吐瀉した。茶色い液ばかりだった。わずかに夜食べた雑炊が混じっていた。
朝は朝で横になりながら屁をしたら下痢便も少し出てしまって大慌て。パンツとレギンスを手荒いしてお尻を洗浄した。最悪だ。
その後もずっと一日横になる。買い物は妻に任せてしまった。熱も多少あるようだが、アパート備え付けの体温計の反応が鈍く、なかなかすぐに体温が表示されないのに苛ついた。
救いは、ネット上の友人が漢方薬に強く、柴胡桂枝湯という漢方薬を教えてくれたことだ。この薬を妻に買ってきてもらって、服用したら少し楽になってきた。だが8日夜になっても食欲が湧かない。ほとんど何も腹にいれることなく、水分と若干の流動食を入れてしのいだ。トイレに行けば便は液状であり、またパンツを汚すのを嫌って洗濯物に出そうと思っていたパンツに履き替えたりしたが、結局屁とともに液状便が出てしまう失敗を再びやってしまった。
ようやく9日に少し便意が収まってきて、徐々に力が出てきた。車を運転してスーパーに買い物に行って固形物(とはいえめん類)を購入して食べることができるまでに回復した。近所の温泉施設にも行ってさっぱりした。
あわよくば10日は会津のスキー場に行かれるといいなと思っていたが、そんなことよりも体が落ち着いてきたら東京に戻った方がいい。

2月10日午前中

・スキーはあきらめておとなしく自宅に戻る

10日は朝から部屋の掃除と荷物をまとめて車に積み込み、コイン洗車場に寄って洗車して東京に戻った。高速を使うのは悔しいので谷和原インターまで国道294号で南下して、谷和原インター前で給油して常磐道と首都高で帰宅。

・その後

10日午後、11日を通じてほぼ完全に体調は戻った。もう固形物を食べることも気にならないが、寝込んでいるときに2kgは体重が減った。すぐにリバウンドすると思うが。

スキー旅行自体は、前半は非常に充実していた。後半慣れ親しんだ会津のスキー場に行くことはできなかったが、まだシーズンは終わりではないから週末を利用して栃木のアパートから向かうことはできる。現在、南郷スキー場とだいくらスキー場のリフト券を4枚持っているので、これを利用してスキーを楽しもうと思う。

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